初球捉えてマルチヒット
レッズの秋山翔吾外野手(31)が現地時間6日(日本時間7日)、アスレチックスとのオープン戦に「1番・中堅」で先発出場し、3打数2安打を記録。メジャー初のマルチヒットを記録した。
この日は左腕ショーン・マナエアに対して第1打席は中飛に倒れたが、第2打席に遊撃への内野安打で出塁し、味方のホームランでホームに生還。5回の第3打席は右腕ルー・トリビーノから左安打を放ち、渡米後初となるマルチヒットをマークした。
現地5日の試合では「4番」で出場して3打数無安打だったが、この日はいずれも初球打ちで2安打を記録。オープン戦7試合出場で打率はちょうど.300(20-6)とした。秋山は現地時間8日(日本時間7日)のロイヤルズ戦にも出場が予定されている。
2018年もOP戦は苦戦
エンゼルスの大谷翔平選手(25)は同日のロイヤルズ戦に「4番・指名打者」で先発出場し、2打数無安打1四球の結果。
2回の第1打席はスイングすることなく一塁へ歩き、3回の第2打席はわずか3球で見逃し三振。6回の第3打席は右腕ケビン・マッカーシーの初球に手を出したがニゴロに倒れて3打席ノーヒットだった。
これで大谷はオープン戦出場6試合で12打数1安打。打撃フォームの調整を続けるなか数字はついてきていないが、ルーキーイヤーの2018年もオープン戦では打率.125(32-4)、0本塁打、長打無しの10三振と苦しんだ。それでもシーズンを振り返れば打率.285、22本塁打、出塁率と長打率を足したOPSは.925と好成績を記録した。
メジャーのシーズン開幕は現地時間3月26日。打者として開幕を迎えるメジャー3年目もシーズン開幕後の爆発に期待だ。
▼ 秋山翔吾・オープン戦成績
7試 打率.300(20-6) 本0 盗0 打0 得2
出塁.333 長打.300 OPS.633
▼ 大谷翔平・オープン戦成績
6試 率.083(12-1)本0 盗0 打1 得0
出塁.267 長打.083 OPS.350