打率は.346に!
レッズの秋山翔吾選手(31)が現地時間8日(日本時間9日)、エンゼルスとのオープン戦に「1番・中堅」でスタメン出場。3打数2安打、1打点の活躍で打率を.346とした。
オープン戦は8試合中6試合で安打を放つなど、新天地でも安定した打撃を披露している“メジャー1年生”。9試合目の出場となったこの日も、持ち前の技術の高さを発揮して見せる。
初回の第1打席は一ゴロに倒れたものの、3回の第2打席ではJC.ラミレスから内野安打をマーク。イニングの先頭打者としてきっちり仕事を果たすと、後続の本塁打で得点も記録する。
さらに4回、一死一・二塁で迎えた第3打席では、若き左腕のヘクター・ヤンの速球を逆らわずにレフト線に弾き返す二塁打を放ち、二塁から走者が生還。メジャー初長打が初打点付きの適時二塁打。チャンスメイクだけでなく、勝負強さでもアピールした。
3試合連続安打は、2戦ぶりのマルチ安打。メジャー初の長打も記録するなど、ますます状態は上向いてきた。
この日は“同級生”でありながらメジャーでは“先輩”になる前田健太と田中将大が、オープン戦に登板してそれぞれ好投を披露。先にメジャーの舞台に立ったライバルたちに負けじと、秋山もバットで存在感を発揮している。