ソフトバンクのバレンティン (C) Kyodo News

◆ 「良いバッティングが出来た」

 ソフトバンクのウラディミール・バレンティン選手(35)が10日、PayPayドームで行われた巨人とのオープン戦に「4番・指名打者」で先発出場。第1打席でセンターバックスクリーンに叩き込む先制3ランを放った。

 オープン戦は2月23日の初戦から出場。ここまで休んだのは1試合のみで、打率も3割超えと順調な仕上がりぶりを披露。この試合でも、第1打席からいきなり魅せる。

 味方が1点を先制した直後、無死一・三塁というチャンスで打席に入ると、1ボール・2ストライクから巨人先発・戸郷翔征が投じた外寄りの真っすぐは149キロを計測も、ややシュート気味に内に入ってきて甘くなったところを逃さずジャストミート。高々と舞い上がった打球は、そのままセンターバックスクリーンまで飛び込んだ。

 3月1日の阪神戦以来となる一発は、今オープン戦第2号。今季から取り入れている両手を回しながらの「ピーポー」パフォーマンスでベンチに戻ってくると、「良いバッティングが出来た。追い込まれるまでストレートに遅れていたけどしっかり捉えられたよ」とご機嫌に手ごたえを口にした。

 その後、3回の第2打席と4回の第3打席はいずれも四球。4回は一死二塁というチャンスで打ちたい気持ちも強まるなか、フルカウントから低めのカットボールに手が出かかりながらもこらえて歩くと、直後の松田宣浩が3ラン。自らを律して、味方の一発につなげている。

 2度目の四球で一塁に達したところで代走を送られ、この日はお役御免。結果的には1打数1安打、1本塁打・2四球で3打点となり、これで打率も.385に上昇。シーズン開幕は延期となることが決まったが、すぐにでも来いと言わんばかりの活躍で順調ぶりをアピールしている。

 ソフトバンク打線にはジュリスベル・グラシアル、アルフレド・デスパイネという強打の助っ人がいるものの、2人は東京五輪のアメリカ大陸予選に参戦するためチームを離れて渡米中。開幕が延期となったことにより、2人が不在で戦う期間というのは短くなることが予想されるものの、コンディション不良などもあってキャンプ中はなかなか順調に行っていないような部分も見られただけに、バレンティンにかかる期待は大きくなる。

 新天地で、開幕から打線の軸としての活躍を…。鷹の新・背番号「4」から目が離せない。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

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