ロッテの山口航輝[撮影日=2020年2月11日]

◆ 楽天との二軍戦でマルチ安打

 二軍戦の視察に訪れたロッテ・井口資仁監督の前で、2年目の山口航輝がバットでアピールした。

 12日にロッテ浦和球場で行われた楽天との春季教育リーグに、『7番・指名打者』で先発出場した山口は、3-1の初回一死一、二塁で迎えた第1打席、昨季一軍で8勝をあげた楽天先発・石橋良太からライト前に適時打。さらに3回一死三塁の第2打席もセンターオーバーの適時二塁打を放った。第3打席は2番手・塩見貴洋の前に一ゴロ、8回の第4打席は空振り三振(投手:福森燿真)に倒れた。

 試合後には平沢大河とともにロングティーを行い、自身の打撃に納得がいかなかったのか首をかしげる場面もあったが、山口らしい力強い打球も多かった。

◆ 井口監督「上にあげて、見たいなと思っている」

 この日視察に訪れた井口監督は山口の打撃について「彼らしい当たり」と評価。「1回上にあげて、見たいなと思っていて、そういう話はコーチ陣としています」。一軍で山口の打撃を見て見たいという考えがあること口にした。

 山口は昨年の秋季キャンプ中に『左足距骨後方骨折』と診断され、昨年11月末に『鏡視下左足距骨後突起骨片切除術』を行い、春季キャンプは第3クールからファームの全体練習に合流。

 山口がリハビリ中の、春季キャンプ第2クールに行われた楽天モンキーズとの国際交流試合で、同学年の藤原恭大や育成選手の和田康士朗といった若手の外野手たちが一軍の舞台で躍動した。若手選手の活躍に山口は、「(藤原)恭大にしても、和田さんにしても、若い選手が活躍しているのを見て、自分も負けてはいけないと思いました」と、闘志を燃やしていた。

 そして、この日、一軍の試合ではなかったが、二軍戦で井口監督の目の前でしっかりと存在感を示した山口。井口監督の口から“1回上に上げて見たい”という言葉が出た。その言葉を現実にするためにも、武器であるバットで今以上にアピールしていきたい。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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