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OP戦を一軍で戦ったロッテの即戦力ルーキーたち

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ロッテの佐藤都志也(左)と福田光輝(右)

打撃が売りの佐藤


 ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希(大船渡高)に話題が集まる中で、即戦力ルーキーの同2位・佐藤都志也(東洋大)、同5位の福田光輝(法政大)の2人はオープン戦を一軍の舞台で戦った。

 田村龍弘、柿沼友哉と捕手のレギュラーを争う佐藤は、一軍が大阪遠征中にロッテ浦和球場で行われた二軍の春季教育リーグに参加した時期もあったが、オープン戦は4試合に出場した。14日の中日とのオープン戦では昨季8勝をあげた種市篤暉とバッテリーを組み、5回を1失点に導く好リード。打ってもオープン戦初安打となる二塁打を放った。

 佐藤の一番の売りは、バッティング。本人は「自分の持ち味はバッティング。バッティングをとったら正捕手になれないと思っている」と口にするほどだ。3日に行われたDeNAとの春季教育リーグでは、ファームの試合とはいえ、東洋大学の1学年先輩で昨季一軍の先発ローテーションで投げた上茶谷大河から適時打を放って見せた。

 打つだけでなく、正捕手の座を掴むためにも守備力の向上も大事な要素となってくる。春季キャンプ中には、「一緒に練習させてもらって感じるのは、正確性であったり、キャッチャーとしての基礎が自分と比べ物にならないくらいある」と“差”を感じていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が3月20日から4月10日以降に延期となった。その時間を有効に使い開幕一軍の切符を掴みにいきたい。

▼ 佐藤都志也の一軍実戦成績
試15 率.241(29-7) 本0 点2

春季キャンプからアピールした福田光


 「準備は自分のなかでしっかりしているつもりです。キャンプが全てじゃないので、今はしっかり自分のなかで考えて練習をして、シーズン通して良い結果を残せるように、いろいろ準備をしたり、先輩に聞いたりしながら頑張りたいと思います」。

 新人合同自主トレのときにこのように話していた福田光輝は、春季キャンプが始まってから猛アピールした。

 マリーンズの今年最初の実戦となった2月8日の楽天モンキーズとの試合で本塁打を放つと、2試合で8打数5安打、1本塁打、4打点の大暴れ。2月14日以降の練習試合でも、同日の広島戦で3安打、23日の西武戦でマルチ安打をマークした。

 オープン戦がはじまってからやや下降気味だったが、『1番・三塁』でスタメン出場した14日の中日とのオープン戦では、初回の第1打席に広いナゴヤドームの反対方向に豪快な先頭打者本塁打を放つと、続く第2打席はライトスタンドへ放り込む2打席連続本塁打。オープン戦の打率は.190(21-4)、3本塁打、4打点だったが、要所でインパクトのある働きを見せた。

 「1日1日全力でやることが大事だと思うので、強い気持ちを持って頑張ろうと思います」とショートのレギュラー争いについてこのように意気込んでいた福田光。阪神で長年レギュラーとして活躍していた鳥谷敬が加入し、ショートのレギュラー争いがさらに熾烈になった。競争に勝つためにも、安定した活躍が求められる。

 春季キャンプからほぼ一軍に帯同していた佐藤と福田。さらに、2月8日の楽天モンキーズとの国際交流試合中に右手有鈎骨を骨折してしまったが、同日の試合でマルチ安打を放った高部瑛斗(国士舘大)も、15日に行われた日本ハムとの二軍練習試合に代走で出場し盗塁を決めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕は延期となったが、高部を含め、即戦力ルーキーたちが開幕一軍の切符を掴むことができるか注目だ。

▼ 福田光輝の一軍実戦成績
試21 率.246(65-16) 本4 点10

取材・文=岩下雄太
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