再開時期は明言せず臨機応変に対応
メジャー・リーグ・ベースボール(MLB)は16日(日本時間17日)、疾病管理センター(CDC)からの提言を受け、2020年のレギュラーシーズン開幕を先送りにすることを発表した。
CDCは15日(日本時間16日)に、コロナウイルスの感染拡大を受け、今後8週間にわたって50人以上が集まる集会を行わないように要請。MLBは3月26日の予定だった開幕を2週間遅らせることを発表していたが、今回の要請を受け、シーズン開幕はさらに延期となる。
ロブ・マンフレッド コミッショナーが同日、全30球団と電話会議を実施し、「(CDCの)ガイダンスに従って(開幕を)遅らせる」との声明を発表。MLBは声明の中で「2020年の日程計画に関する決定については、今後数週間および数週間先に更新し続ける」と、臨機応変に対応していく考えを述べると共に、できるだけ多くの試合を消化したい意向も示している。