◆ 自軍ベンチの声援に笑顔で舌ペロ
ヤクルトの村上宗隆内野手(20)が18日、戸田球場で行われている楽天との練習試合に「4番・三塁」で先発出場。再挑戦を試みている「三塁」で好守を披露した。
打席では初回二死二塁の好機で相手先発・西口直人と対戦するも、一球もスイングすること無く四球。3回、二死一塁の第2打席は1ボールから2球目の変化球を強振するも三邪飛に倒れた。
しかし凡退した直後の4回表、先頭の4番・内田靖人が強烈なライナーを三塁線に放つも、この打球を村上が横っ飛びでダイレクトキャッチ。この日初めての守備機会で軽快な身のこなしを見せ、ベンチからの声援にも茶目っ気たっぷりの笑顔で応えた。
村上はキャンプ中に下半身のコンディション不良で離脱し、オープン戦はいずれも「指名打者」での出場で4試合、1安打に終わっていた。レギュラーシーズン開幕延期の決定も、調整が遅れていた村上にとっては追い風。ここからどれだけ状態をあげていけるか注目だ。