世代別の大会で好成績を残した中南米勢が躍進
世界野球ソフトボール連盟が18日、最新のWBSCベースボール世界ランキングを発表した。日本を含めた上位6カ国に動きはなく、今春行われたU-23ワールドカップのアメリカ大陸予選で好成績を残した中南米勢を中心に順位が変動。U-15オセアニア選手権を制したグアムが16カ国を抜いて36位まで躍進した。
「プレミア12」の出場権に関わる上位12カ国をみると、U-23ワールドカップのアメリカ大陸予選で5位に入ったパナマが、カナダを抜いて「プレミア12」出場圏内のWBSCランク12位に浮上。同アメリカ大陸予選を制したニカラグア(WBSC15位・1509pts)、同4位に入ったコロンビア(WBSC14位・1637pts)もポイントを加算し、世界12強入りを見据える。
また、今年1月のランキング発表ではアフリカの7カ国を筆頭に10カ国が新たにランクインし、過去最多の85カ国・地域がランク入りしていたが、今回の発表でも北マリアナ諸島が初登場。バハマ、ハイチ、イラクを抜いてWBSC「男子野球」の世界ランキング(83位)に加わっている。
WBSC男子野球世界ランキングは、WBSC公認の国際大会で過去4年間にわたり、U-12からプロまでの各カテゴリの成績を基に測定している。
【WBSC世界ランキング】
※3月18日発表
1位[6167]日本
2位[4676]アメリカ
3位[4648]韓国
4位[4385]台湾
5位[3375]メキシコ
6位[3249]オーストラリア
7位[2751]キューバ △1
8位[2724]ベネズエラ △1
9位[2690]オランダ ▼2
10位[2583]ドミニカ共和国
11位[2013]プエルトリコ
12位[1875]パナマ △1
13位[1873]カナダ ▼1
14位[1637]コロンビア
15位[1509]ニカラグア
16位[1268]チェコ
17位[1202]イタリア
18位[1028]イスラエル
19位[766]ドイツ
20位[719]スペイン
21位[703]ブラジル △1
22位[695]中国 ▼1
23位[621]アルゼンチン △1
24位[578]南アフリカ ▼1
25位[494]フランス
26位[372]ベルギー
27位[323]パキスタン
28位[309]ロシア
29位[294]オーストリア
30位[279]香港
31位[273]イギリス
32位[231]フィリピン
33位[211]ウクライナ
34位[208]リトアニア
35位[165]スロバキア
36位[157]グアム △16
37位[156]スリランカ ▼1
38位[150]ポーランド ▼1
39位[145]ニュージーランド△9
40位[144]ギリシャ ▼2
41位[142]クロアチア ▼3
41位[142]ペルー △2
43位[131]インドネシア ▼3
44位[128]アイルランド ▼3
45位[126]セルビア ▼3
46位[117]スウェーデン ▼2
47位[115]ホンジュラス △7
48位[109]ベラルーシ ▼3
49位[108]ルーマニア ▼3
50位[104]スイス ▼3