◆ 中5日で上々の“対プロ”デビュー
阪神のドラフト1位ルーキー・西純矢投手(18)が19日、オセアンBSで行われたオリックスとの練習試合にリリーフ登板し、1イニングを1奪三振、わずか9球で三者凡退に打ち取った。
この日の出番は7点ビハインドの8回。同期入団で同級生の藤田健斗とのバッテリーでオリックス打線に挑むと、先頭の根本薫に対してストレートを続けて空振り、ファールと2球で追い込むと、勢いそのままに3球勝負へ。143キロのスプリットで空振り三振に打ち取った。
続く岡﨑大輔に対してはボールが先行しカウント3-1となったが最後は中飛に。白崎浩之は初球の132キロのスライダーで誘い出して三ゴロに打ち取る完璧な内容だった。
プロ入り後初めての実戦登板は、3月13日に本拠地・鳴尾浜球場で行われた関西国際大とのプロ・アマ交流戦。1回1安打1四球で1失点というデビュー登板だったが、この日迎えた2度目の登板は中5日で初めてプロ相手への投球。わずか9球ではあったが、最速149キロのストレートで押し込む場面もあり、大器の片鱗を見せつける投球内容だった。