オープン戦1割台もきっちり3安打
阪神の福留孝介外野手(42)が20日、神宮球場で行われているヤクルトとの練習試合に「6番・レフト」で先発出場し、3打数3安打の猛打賞を記録した。
2回の第1打席、好投する相手先発・清水昇を相手にカウント1-2と追い込まれるも、外角いっぱいの146キロを逆らわずに左中間へ運んでチーム初ヒット。中堅手・塩見泰隆が打球に差し込まれるような対応を見せると、二塁を陥れる好走塁でチャンスメークした。
4回は2番手・杉山晃基のカウントを取りに来た145キロを中前へ、先頭打者として打席に入った7回はカウント2-2から左腕・中尾輝のフォークを右前へ運び猛打賞。3本目を打ったところで代走を送られ、この日はお役御免となった。
福留はオープン戦で打率.125(16-2)に終わっていたが、本来シーズン開幕が予定されていたこの日は左へ右へ猛打賞。球界最年長で迎える今季も健在ぶりを示している。