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ヤクルト4番・村上「万全な状態で入れるように」開幕へ復調!マルチ安打と“今季初打点”

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ヤクルト・村上宗隆選手
2020.03.20 13:00
東京ヤクルトスワローズ 試合前 阪神タイガース
神宮

打点にこだわる


 ツバメの若き4番が復調の気配だ。20日、ヤクルトの村上宗隆が神宮球場で行われた阪神との練習試合に「4番・三塁」で先発出場。オープン戦を含めると3日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来となる勝利(7-2)に貢献した。


 下半身のコンディション不良から10日に一軍復帰した後は、オープン戦の打率.083と調子が上がらなかった村上だったが、この日は5打数2安打とマルチ安打をマークし、“今季初打点”も記録した。

 村上らしい鋭い打球が右中間を抜けていく。5回、二死一塁の場面で阪神・エドワーズの初球を捉えて適時三塁打。“4番”として、しっかり結果を残したが、「どの打順にいても打点というのはこだわってやっていきたい」と話す。

 それでも「4番に座るならよりチャンスで回ってくると思うので、その責任をしっかり果たしたい」と、主軸として今季プロ3年目のシーズンに挑む。

「もっともっとやることはありますし、これからが勝負なので、いま状態をどうこうじゃなく、しっかりやることをやりたいなと思います」

 結果を残しても、いつも通り気を緩めることのない主砲は昨季、10代の記録を次々と塗り替え、36本塁打・96打点をマーク。新人王も獲得し、3年目のシーズンも大いに期待される。


「優勝することが一番の目標」


 本来であれば公式戦の開幕日だった3月20日――。4番のバットから快音が生まれ、ヤクルトファンからは大きな歓声が沸き起こっていたはずだった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて公式戦の開幕は4月10日以降に延期。この日は無観客の練習試合に変更され、正式な開幕日は未定だ。

「(無観客の)こういう雰囲気で野球をやるのは初めてなので、ファンの皆さんのありがたみをすごく、試合して感じられますし、早くファンの皆さんが球場に入って、僕たちも最高のプレーをしたいと思っているので、早く開幕してくれることを願うだけです」

 4番を務めてきたバレンティンが抜け、これからは村上に“真の4番”としての成長が期待される。そんな若き主砲は、来るべき20年シーズンに向けて「万全な状態で入れるように準備するだけだと思います」と力強く話す。

 「優勝することが一番の目標なので、ファンの皆さんとチームのみんなで喜びたいなと思います」と言い切った村上が今季、チームを頂点へと導く活躍を見せてくれるはずだ。


取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)
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