● オリックス 2 - 3 ソフトバンク ○
<3月28日・京セラドーム大阪>
オリックスの本田仁海投手(20)が28日、京セラドーム大阪で行われたソフトバンクとのファーム練習試合に先発登板。5回を投げて被安打7、与四球1、失点3という内容で降板した。
初回、いきなりドラ1ルーキー・佐藤直樹に右安打を浴びると、盗塁を許して、3番・古澤勝吾に前進守備の間を抜ける中前適時打。流れるような攻撃で先制点を献上してしまう。
2回、3回は併殺もあって打者3人で片付けたが、4回は栗原陵矢、三森大貴といった一軍を目指す若鷹に連続被安打。5回は二死から四球をキッカケにピンチを招き、古澤にこの試合2本目の適時打を許してしまった。
5回を投げて被安打7、与四球1で3失点。一見すると物足りない成績だが、随所に光るボールもあり、ゴロアウト6つ、三振は5つ奪った。周東佑京に対しては外から曲げるスライダー、谷川原健太にはチェンジアップにカーブと緩急を駆使して、2人の左打者を2打席連続三振に斬ってとった。
本田は2017年のドラフト4位で星槎国際湘南高から加入した高卒3年目右腕。ルーキーイヤーは二軍で5試合に登板するなどアピールを見せた一方、シーズン中に右肘を疲労骨折してしまい、9月には手術を実施。2年目の昨季は育成契約でのスタートだった。
それでも、昨季4月27日(土)の広島戦で復帰を果たすと、150キロ超えの速球を連発するなど回復をアピールし、7月末に支配下登録。昨季はファームで17試合(57回)に登板して、2勝4敗2セーブ、防御率2.37という好成績を残していた。
ファンの間ではエース・山本由伸と投球フォームが“ソックリ”ということで話題になっていたが、健康体で迎えたプロ3年目は本田が「参考にしている」という山本と同じ舞台、すなわち一軍初登板が期待されるシーズンになる。
新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズン開幕は不透明な状況だが、今後のアピール次第ではバファローズファンに見守られた中での本拠地登板もグッと近づくはず。若手の台頭著しいチームでこの右腕がどこまでのし上がっていくのか――。7月に21歳の誕生日を迎えるブレーク候補生に引き続き注目だ。
<3月28日・京セラドーム大阪>
オリックスの本田仁海投手(20)が28日、京セラドーム大阪で行われたソフトバンクとのファーム練習試合に先発登板。5回を投げて被安打7、与四球1、失点3という内容で降板した。
初回、いきなりドラ1ルーキー・佐藤直樹に右安打を浴びると、盗塁を許して、3番・古澤勝吾に前進守備の間を抜ける中前適時打。流れるような攻撃で先制点を献上してしまう。
2回、3回は併殺もあって打者3人で片付けたが、4回は栗原陵矢、三森大貴といった一軍を目指す若鷹に連続被安打。5回は二死から四球をキッカケにピンチを招き、古澤にこの試合2本目の適時打を許してしまった。
5回を投げて被安打7、与四球1で3失点。一見すると物足りない成績だが、随所に光るボールもあり、ゴロアウト6つ、三振は5つ奪った。周東佑京に対しては外から曲げるスライダー、谷川原健太にはチェンジアップにカーブと緩急を駆使して、2人の左打者を2打席連続三振に斬ってとった。
お手本の先輩・山本由伸と同じ舞台へ
本田は2017年のドラフト4位で星槎国際湘南高から加入した高卒3年目右腕。ルーキーイヤーは二軍で5試合に登板するなどアピールを見せた一方、シーズン中に右肘を疲労骨折してしまい、9月には手術を実施。2年目の昨季は育成契約でのスタートだった。
それでも、昨季4月27日(土)の広島戦で復帰を果たすと、150キロ超えの速球を連発するなど回復をアピールし、7月末に支配下登録。昨季はファームで17試合(57回)に登板して、2勝4敗2セーブ、防御率2.37という好成績を残していた。
ファンの間ではエース・山本由伸と投球フォームが“ソックリ”ということで話題になっていたが、健康体で迎えたプロ3年目は本田が「参考にしている」という山本と同じ舞台、すなわち一軍初登板が期待されるシーズンになる。
新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズン開幕は不透明な状況だが、今後のアピール次第ではバファローズファンに見守られた中での本拠地登板もグッと近づくはず。若手の台頭著しいチームでこの右腕がどこまでのし上がっていくのか――。7月に21歳の誕生日を迎えるブレーク候補生に引き続き注目だ。