4月11日(土)開幕戦は“500体”が後押し
この週末に開幕予定の台湾プロ野球リーグ(CPBL)にて、ユニークな応援スタイルが世界中に発信されそうだ。
台湾の楽天モンキーズは8日、この週末に迎える本拠地・桃園国際球場での開幕戦へ向けてロボット応援団を結成したことを発表。「当面は無観客試合となるので、ロボット応援団が試合を盛り上げてくれます」とのテキストとともに、本拠地スタンドに数十体のマネキンやプラカード、応援グッズを設置した写真をアップロードした。
グッズを身にまとったロボットの画像には「この期間は俺たちがここにいる」「私たちは“偽物”だけど、応援する心は“本物”だよ」などのメッセージも添付。現地メディアによると、11日の開幕戦では内野スタンドに500体ものロボット応援団員が設置され、スピーカーを通して“声援”を送るようだ。
国際大会で見せる熱狂的な応援がすっかりおなじみとなった台湾球界だが、今季は世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて「無観客試合」での開幕が決定。ウイルスの流行が収まるまでは、ロボット応援団の後押しを受けた選手たちが熱いプレーで自宅観戦のファンを魅了する。