「私が指揮するスワローズを見てもらいたかった」
大洋(現DeNA)とヤクルトで監督を務めた関根潤三さんが、9日に死去したことが分かった。
ヤクルトの池山隆寛二軍監督は訃報を受けて自身のブログを更新し、「野村監督が逝ってから間もないのに…恩師の1人である関根さんまでが逝ってしまった。ヤクルト弱小時代に指揮を取り黄金時代の基盤を作ってくれた恩師」と振り返った。
池山二軍監督は1983年のドラフト2位でヤクルトに入団。関根さんが監督に就任したプロ4年目から遊撃手のポジションを掴み取った。「『イケ!!とにかく振っとけ!!』ってバットを無心で振っていて、まだやるの?って振り向いたら監督は居なかった。とにかく関根監督時代に振って振って振りまくって!練習をした記憶を鮮明に覚えている」と若き日の記憶を振り返った。
「人生100年時代!関根監督!!あと7年あったよ!!私が指揮するスワローズを見てもらいたかった」と沈痛な思いを綴りつつも、最後は「感謝しか無いです。ゆっくり休んでください。合掌」と締めくくった。