自主練習の中で投手と野手の交流も
西武の松本航投手が9日、山川穂高、外崎修汰、森友哉、川越誠司の4選手が行っている自主練習に急遽参加し、ベースランニングや内野ノックで汗を流した。
メットライフドームで山川に「内野用のグローブないの?」と声をかけられた松本が急遽、“山川塾”に一日?入門。トレーニング用のグローブを持って4人の輪の中に加わり、バスケットボールを持ってドリブルしながら行うベースランニングや、ダンベルを持ちながらのベースランニング、そして内野ノックに挑戦した。
内野ノックでは、ノッカーを務めた山川が「わたるー!」と大きな声を出して、ショートのポジションに入った松本に厳しいゴロを打ち込む場面も。三遊間へのボールに対しては何とか逆シングルで捌くも、なかなか送球が定まらない。しかし、さすがは投手。徐々に慣れてくると、強く安定したボールがファーストに入った川越のもとへ届くようになっていた。
この日の練習を振り返った松本は「おいで!って感じ」で声をかけてもらったと笑顔で語り、「いつもと違う動きだったので、しんどかったけど、投手の練習とは違うので鍛えられた感はあります」と充実した表情を浮かべた。
「全身を使った運動になるものが多かった。自己採点は60点くらい」と語っていた松本は一夜明けた10日も姿を見せ、「特に目立った筋肉痛はないです。これからも色んな観点から野球を勉強していきたいです」と白い歯を見せ、ストレッチなどを行った後に内海哲也投手とキャッチボールなどを行っていた。
明日から2日間は自宅待機となり、月曜日から再び自主練習が再開される。