10日に放送された『フライデーナイタースペシャル』の『プロ野球名シーンプレイバック』というコーナーで、9日に亡くなった関根潤三さんが解説を務めた『07年日本シリーズ第5戦 中日-日本ハム』の模様が放送された。
中日が3勝1敗で日本一に王手をかけた第5戦、先発した中日・山井が8回まで日本ハム打線をパーフェクトに抑え、9回を迎える。ここで中日ベンチは山井から絶対的な守護神・岩瀬仁紀にスイッチ。
岩瀬に交代した場面に関根氏は「思い切ったね。シーズン通して9回を岩瀬と決めていましたので、そのペースを崩さないで9回に岩瀬を持ってきた。監督としては、こんなに辛いことはないね。監督は血の涙を出しているでしょう。監督は辛いと思います。もし裏目に出たら、世間の批判を一身に浴びなければいけないですよ。これを覚悟で、日本一になるために、公式戦通りの継投になりましたね」と解説。結果は岩瀬が3人に抑え、中日が53年ぶりに日本一を達成した。
同番組に出演していた江本孟紀氏は、当時の関根さんの解説を聞いて、「この放送は素晴らしいね。俺は絶対に真似できない。これはずっと保管しておいたほうがいい」と話し、「(アナウンサーに振られたら)アホやないですか。せいぜい監督投手出身じゃないからねくらいしかいえない。関根さんのセリフは監督やったしんどさ、心理、全部出ている。あれを言える人はなかなかいえない。これは名シーンですね」と絶賛していた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
中日が3勝1敗で日本一に王手をかけた第5戦、先発した中日・山井が8回まで日本ハム打線をパーフェクトに抑え、9回を迎える。ここで中日ベンチは山井から絶対的な守護神・岩瀬仁紀にスイッチ。
岩瀬に交代した場面に関根氏は「思い切ったね。シーズン通して9回を岩瀬と決めていましたので、そのペースを崩さないで9回に岩瀬を持ってきた。監督としては、こんなに辛いことはないね。監督は血の涙を出しているでしょう。監督は辛いと思います。もし裏目に出たら、世間の批判を一身に浴びなければいけないですよ。これを覚悟で、日本一になるために、公式戦通りの継投になりましたね」と解説。結果は岩瀬が3人に抑え、中日が53年ぶりに日本一を達成した。
同番組に出演していた江本孟紀氏は、当時の関根さんの解説を聞いて、「この放送は素晴らしいね。俺は絶対に真似できない。これはずっと保管しておいたほうがいい」と話し、「(アナウンサーに振られたら)アホやないですか。せいぜい監督投手出身じゃないからねくらいしかいえない。関根さんのセリフは監督やったしんどさ、心理、全部出ている。あれを言える人はなかなかいえない。これは名シーンですね」と絶賛していた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)