各球団で様々な施策
安倍晋三首相は16日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する「緊急事態宣言」の対象地域を全国に拡大することを決定。17日には、オンラインによるプロ野球12球団代表者会議が開かれ、2020年シーズンにおける「日本生命セ・パ交流戦」の中止と、5月中の公式戦開幕を断念することが決まった。
「緊急事態宣言」の全国拡大を受け、2部制で練習を行ってきた広島なども、規模を縮小して2班が1日おきに練習する1勤1休体制に移行。多くのチームが、密閉、密集、密接の「3密」を避けるための対策を講じたうえで、球団施設等の使用を許可・管理する一方で、楽天やロッテなどは活動休止を決断するなど、さまざまな動きを見せている。
以下は各球団の現状(※4月17日時点)をまとめたものになる。
▼ 北海道
・日本ハム:自主練習(4月30日まで)
▼ 宮城県
・楽 天:活動休止(期間未定)
▼ 東京都
・巨 人:自主練習(2勤1休/2部制等)
・ヤクルト:自主練習(練習時間と場所を分散)
▼ 埼玉県
・西 武:自主練習(水・土・日は自宅待機/2部制等)
▼ 千葉県
・ロッテ:活動休止(期間未定)
▼ 神奈川県
・DeNA:自主練習(2部制等)
▼ 愛知県
・中 日:自主練習(2勤1休/時間分散)
▼ 大阪府
・オリックス:自主練習(2部制等)
▼ 兵庫県
・阪 神:自主練習(15日から再開/2部制等)
▼ 広島
・広 島:全体練習(2班に分けて1勤1休)
▼ 福岡県
・ソフトバンク:自主練習(3勤1休/2部制等)