ニュース

令和レオのエースへ…西武・今井達也にかかる期待

無断転載禁止
プロ野球・令和初の完封勝利を挙げた今井達也 (C) Kyodo News

あなたの“イチオシ”教えてください!


 「新型コロナウイルス」の問題により、シーズン開幕が見合わせとなっているプロ野球。17日には5月中の公式戦開催を断念することが決まり、それに伴い交流戦も中止に。ひとまず「6月中の開幕」を目指して検討を重ねていくことが発表された。


 ベースボールキングでは、この開幕延期の期間を利用して全野球ファンに向けたアンケートを実施中。「プロ野球・2020年シーズン あなたの“イチオシ”教えてください!」と題し、開幕が実現した暁にはこの選手のこんな活躍が見たい、今年の我が軍はココを見て、こんなことが起こると良いな……といった2020年の注目ポイントを募集している。

 そこで、ユーザーの方からお送りいただいた声を基に、その事象にフォーカスを当てた新企画をスタート。今回は「自身初の2ケタ勝利を!」という声とともに期待を寄せられている、西武・今井達也投手(21)を取り上げていく。


“令和初完封”を記録した男


 1998年5月9日生まれの右腕。作新学院高から2016年のドラフト1位で西武に入団し、今年でプロ4年目を迎える。

 高校時代は3年夏に甲子園を制覇。当時は寺島成輝(履正社→ヤクルト)・藤平尚真(横浜→楽天)・高橋昂也(花咲徳栄→広島)が“高校BIG3”として大きな注目を集めたなか、細身な身体から150キロを超えるボールを投げ込み、チームを勝利へ導いていく間に一躍評価を上げた。


 しかし、プロでは2年目のキャンプ前に、当時はまだ未成年ながら喫煙をしていたことが発覚。「対外試合出場停止処分」を受けるなど、大きく出遅れたものの、その年の6月に一軍デビューを果たすと、初登板・初先発で初勝利。最終的には5勝(5敗)をマークするなど、能力の高さを見せつける。

 飛躍にかかった昨季は、5月5日の楽天戦でプロ初完封も記録。当時は元号が令和に変わった直後で、これが日本プロ野球における“令和初完封”だったことでも大きな注目を集めた。

 ただし、安定感に欠いた面も見られ、前年を上回る7勝を挙げたものの、黒星も9つで負け越し。防御率も4.32という結果で、期待も大きかった分、やや物足りなさも感じる内容に終わっている。


 キャンプ直前には、「去年の経験をキャンプから生かしてアピールしていければ」と、改めて開幕ローテーションを実力で掴みに行くことを掲げ、目標は「2ケタ勝利と規定投球回の到達」とした若き右腕。

 オープン戦は先発した試合が雨天ノーゲームとなったため記録には残らなかったが、3回を投げて1失点という内容。ただし、辻発彦監督からは4四球と乱れた制球について注文が付いた。

 その後はファームの練習試合で調整を続けるも、やはり細かい制球に苦しんで球数がかさむシーンは見られた。そこが開幕に向けて解消しなければいけない最大の課題だろう。

 リーグ3連覇と悲願の日本一へ向けて、大黒柱ザック・ニールに続く先発陣の柱の台頭は必要不可欠。今井は首脳陣の、そしてファンの期待に応えることができるだろうか。


今井達也・プロフィール

ポジション:投手
投打:右投右打
身長/体重:180センチ/70キロ
生年月日:1998年5月9日
経歴:作新学院高-西武(16年・D1)
[昨季成績] 23試(135.1回) 7勝9敗 防4.32
[通算成績] 38試(214.0回) 12勝14敗 防4.50

ツイート シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西