通訳不在も問題なくコミュニケーション
西武のエルネスト・メヒア選手とコーリー・スパンジェンバーグが21日、バッティングマシンを相手に打ち込みを行った。両選手は午前9時過ぎから11時前まで、室内練習場(ライオンズトレーニングセンター)で90分もの間、交互にバットを振り続けた。
自主練習期間中は通訳が自宅待機のため、2人でコミュニケーションをとりながら、自らマシンにボールをセット。練習の合間には、日本語、英語、スペイン語を交えながら日本人のチームメイトとも声を掛け合い、明るいムードのなかで快音を響かせた。秋山翔吾選手がいなくなった今季、両選手の打棒にかかる期待は非常に大きい。
4月12日に第一子となる長女が誕生したばかりのスパンジェンバーグは、母子ともに健康ということで、笑顔で「Fine!」と喜びのコメントを聞かせてくれた。
一方のメヒアも、家族は日本で暮らしており、「カゾクミンナ、ゲンキデス!」と日本語で報告。さまざまな制限のある難しい状況だが、家族との時間が例年以上にとれていることを前向きに捉えている様子だった。