17日に放送された『フライデーナイタースペシャル』に出演したショウアップナイター解説者の前田幸長氏が、忘れられない登板のひとつとして、中日時代の00年9月24日の巨人戦をあげた。
中日が負けると巨人のリーグ優勝が決まるこの大一番に先発したのが前田氏だった。
前田氏は「ここは腹をくくるしかない。覚悟を決めて無様な形でKOされて、ジャイアンツの優勝はみたくないというのがありました。前日の夜にアドレナリンがでてきましたね。ただ、当日になって落ち着いて、変な緊張感はなくていい緊張感でゲームに入っていけました」と当時を振り返る。
前田氏は巨人打線を8回まで無失点に抑える好投。「あそこまでのピッチングができると自分も思っていなかったんですけど、とにかくアウトひとつ。バッターひとりずつ、落ち着いた形で自分の持っているものを出せた試合でしたね」。しかし、9回に連打を浴びたところで降板。後を受けて登板したギャラードが江藤智に満塁弾、二岡智宏にソロを浴びサヨナラ負け。
結局、巨人のリーグ優勝が決まった。前田氏はベンチで「口を開けてポカーンとベンチで見ていた記憶がありますね」と話し、「いいピッチングをしたから勝てるわけではないんでしょうけど、現役生活のなかでも3本の指に入るような投球内容。大一番での内容だったので、これは忘れられない登板のひとつですよね」と語っていた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
中日が負けると巨人のリーグ優勝が決まるこの大一番に先発したのが前田氏だった。
前田氏は「ここは腹をくくるしかない。覚悟を決めて無様な形でKOされて、ジャイアンツの優勝はみたくないというのがありました。前日の夜にアドレナリンがでてきましたね。ただ、当日になって落ち着いて、変な緊張感はなくていい緊張感でゲームに入っていけました」と当時を振り返る。
前田氏は巨人打線を8回まで無失点に抑える好投。「あそこまでのピッチングができると自分も思っていなかったんですけど、とにかくアウトひとつ。バッターひとりずつ、落ち着いた形で自分の持っているものを出せた試合でしたね」。しかし、9回に連打を浴びたところで降板。後を受けて登板したギャラードが江藤智に満塁弾、二岡智宏にソロを浴びサヨナラ負け。
結局、巨人のリーグ優勝が決まった。前田氏はベンチで「口を開けてポカーンとベンチで見ていた記憶がありますね」と話し、「いいピッチングをしたから勝てるわけではないんでしょうけど、現役生活のなかでも3本の指に入るような投球内容。大一番での内容だったので、これは忘れられない登板のひとつですよね」と語っていた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)