アストロズとは行為の性質異なる
MLBは現地時間22日(日本時間23日)、2018年にワールドシリーズを制覇したレッドソックスのサイン盗みに関する調査結果を公表。2018年レギュラーシーズンにて、映像機器を用いてサイン盗みをしていたと断定した。
発表によると、レッドソックスは映像担当者が相手捕手のサインを解析し、試合前に一部の選手へ伝達。二塁に走者がいる場面で打者にサインが伝えられていたとのこと。
2017年にアストロズがゴミ箱を叩いてリアルタイムで打者に球種を伝えていた行為とは性質が異なり、「その影響と範囲ははるかに限定的だった」との見解を示した。
本件に関する球団への処分は2020年のドラフト2巡目指名権を剥奪のみ。当該映像担当者は今季の無給職務停止と来季の映像担当業務禁止という処分が下された。
監督はじめコーチングスタッフ、多くの選手は関与が確認できなかったことから、当時監督を務めていたアレックス・コーラ氏に対しても本件に関する処分はなく、アストロズのコーチ時代に関わった一連のサイン盗みに対して、今季の活動停止処分とした。