ロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアム

◆ 27日から自主練習を再開

 ロッテは26日、今後の練習などの予定について、政府より緊急事態宣言が発出していることを踏まえ、チーム活動は引き続き休止とすることを発表。

 一方、球場で身体を動かすことを希望する選手については、「3密」を最小限に留めることを前提に、最少人数で感染防止策を徹底しながら、27日よりZOZOマリンスタジアムとロッテ浦和球場を使用可能とする旨をあわせて発表した。

 いまだに終息の見込みが見えてこない「新型コロナウイルス」の問題。ロッテでも不要不急の外出は行わないように球団として指示を出しているが、とはいえアスリートは身体が資本。まだ見えぬシーズン開幕に向けて調整を行っていく選手については、“自主練習”という形で施設を開放するという。

 具体的な感染対策としては、マリン・浦和ともにA組・B組(各5グループ×4名)に分け、両球場あわせて計20のグループを構成。A組とB組は一日交代で施設を使用することになる。

 ただし、グラウンドと室内で同時に練習できる選手は2名までとし、ウェート場での練習は1名に限定。着替え場所も1グループ4名を2名:2名に分けて別場所で行うなど、接触を出来る限り避けるよう注意する。

 ほかにも、選手には毎朝の体温測定を義務付けているだけでなく、メディカルスタッフによるコンディションチェックを受けたうえで体調に問題がないと判断された選手のみ参加が可能に。あくまでも“自主練習”のため、監督やコーチの指導はなく、スタッフによる練習補助も行わないという。

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