「今自分にできることはなにかと考え…」
阪神は30日、所属する西勇輝投手(29)が地元の医療機関へ総数4万枚の医療用マスクを寄贈することを発表した。
菰野高から2008年のドラフト3位でオリックスに入団し、昨年から阪神でプレーしている右腕。プロ入りから長らく関西を拠点に活躍してきた男は、「ニュース等で医療従事者の方々が最前線で奮闘されている状況を目にして、今自分にできることはなにかと考え、医療用マスクを寄付することを決めました」と、大阪府・兵庫県の医療機関を支援することを申し出た。
つづけて、「少しでも医療現場で役立てていただければ嬉しいですし、1日も早くこの新型コロナウイルスが収束し、ファンのみなさんと一緒に心から野球を楽しめる日常が戻ることを願っています」とコメント。
なお、今回のマスク購入に際しては、昨年受賞した「若林忠志賞」の活動資金を購入費の一部に充てているという。