「少しのお金しか集まらないかもしれませんが…」
昨季限りで現役を引退した元中日・友永翔太氏(29)が1日、自身のツイッターを更新し、UberEats(ウーバーイーツ)の配達員として得た報酬を「養護施設に全額寄付」する意思を表明した。
友永氏は中日退団後にアパレルブランドを立ち上げていたが、4月4日に「人生経験」として期間限定でウーバーイーツの配達員に挑戦することを発表。「外出できない事が多いと思います!美味しいご飯を友永が届けますよー!」と、自粛生活が続く名古屋市内のファンへ呼びかけていた。
驚きの“転身宣言”から約1カ月が経ったこの日、「自分の事をやりながらのUber Eatsの配達ですので、出来ない日も多いし少しのお金しか集まらないかもしれませんが、中日ドラゴンズに入ってから縁がある養護施設に全額寄付しようと思ってます」と、配達報酬を全額寄付する意思を表明。「必死に生きてる子供達を見て僕も勇気と元気を頂いていた大事な場所。今日も頑張りましょうね!!!!」と締めくくっている。
配達員としての収入は「8件」駆け回って「4000円くらい」と実情を明かすが、「働くのは大変だなーっと身に染みて感じております。Uber Eatsで働いて改めて気付かされる事は多いです」と、報酬以外にも得るものがあるとのこと。コロナ禍でのセカンドキャリアスタートも、当初の宣言通り、前向きに“人生経験”を積んでいる。