県を通じて42施設へ配布
巨人は3日、田口麗斗投手が故郷である広島県の医療機関向けに、サージカルマスク1万枚を寄付したことを発表した。
田口は「新型コロナウイルスの感染が広がるなか、最前線で命をかけて闘ってくださっている皆様の力になりたいと思い、故郷である広島県の医療機関に、マスクを寄付させて頂くことにいたしました。僕自身、子供の頃に長期入院を経験し、病院の方々には大変お世話になり、なにか恩返しがしたいと思っていました」と、球団を通じてコメントしている。
【#田口麗斗 様からのマスクの寄贈】
— 広島県 (@hiroshima_pref) May 3, 2020
広島県出身の #読売ジャイアンツ 田口選手から、マスク1万枚を寄贈いただきました。このマスクは、感染症指定医療機関等42施設に配布する予定です。#本当にありがとうございます pic.twitter.com/iuIAOIDsxa
今回寄付されたマスクは広島県を通じて、県内の感染症指定医療機関、帰国者・接触者外来設置医療機関など42施設に配布される予定だという。
▼ 田口麗斗投手のコメント全文
新型コロナウイルスの感染が広がるなか、最前線で命をかけて闘ってくださっている皆様の力になりたいと思い、故郷である広島県の医療機関に、マスクを寄付させて頂くことにいたしました。
僕自身、子供の頃に長期入院を経験し、病院の方々には大変お世話になり、なにか恩返しがしたいと思っていました。
苦しい状況が続きますが、大切な人の命を守るため、みんなで力を合わせて乗り越えましょう。
▼ 広島県・湯崎英彦知事のコメント全文
新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大し、マスクをはじめとする感染予防資材の入手が困難になっている中で、大量のマスクを寄贈していただいたことに大変感謝しております。
今シーズンのプロ野球の開幕日程も決まらない不安な状況の中でも、広島のことを忘れず御支援をいただいたことに大変嬉しく思っております。
広島県でも感染者が増加しており、感染症医療体制の維持が重要な課題となっています。
現場の医療従事者や関係者に、田口選手のお気持ちをしっかりお伝えすると共に、贈っていただいたマスクを役立てさせていただきます。