「必ずまた球場でお会いしましょう」
安倍晋三首相は4日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言の期限を「5月6日」から「5月31日」まで延長することを決定した。
この決定を受けて、西武の栗山巧選手は「ゴールデンウィークは毎年たくさんのファンの皆さまが球場に詰めかけていただき、シーズンの中でも幸せを感じる時期の1つでもありました。今回、緊急事態宣言が延長となり、まだ皆さんに野球をお見せすることができないのは、いち選手としても心苦しいところです」と、球団を通じてコメント。
続けて、「『こどもの日』にたくさんのちびっ子や野球少年と球場で会うのが僕も楽しみでした。今は我慢して、必ずまた球場でお会いしましょう」と、自粛生活が続く子どもたちへ呼びかけた。
プロ野球はシーズン開幕が白紙状態で、すでに交流戦の中止が決定。NPBの斉藤惇コミッショナーは4月23日に「連休明けぐらいには開幕日を決めたいという気持ちは強く持ってる」としていた。
西武は現在、全体練習を見合わせており、2部制等の制限を設けた自主練習期間としている。