68年の歴史で初…
東京新大学野球連盟は7日、終息の見込みが見えない「新型コロナウイルス」の問題から、今シーズンの1部から4部までのリーグ戦、および入れ替え戦の中止を発表した。
当初は「5月下旬」以降への開幕に向けて準備を進めていたものの、4日に「緊急事態宣言」が5月末まで延長されたこともあり、延期での開催も徐々に困難に。すでに東都大学野球連盟や首都大学野球連盟が春季リーグ戦および入れ替え戦の中止を発表していることも鑑み、68年の歴史で初めてとなるリーグ戦中止・入れ替え戦中止という苦渋の決断に至った。
なお、現在のところ8月に開催が予定されている『第69回 全日本大学野球選手権』の出場校については、今後の状況を十分に勘案し、状況が好転した場合、1部所属の6校によるトーナメント戦の実施などを考えていくとしている。
▼ 東京新大学野球連盟会長・内藤高雄氏
(※リリースより抜粋)
もとより、リーグ戦および入れ替え戦の中止という事態は
当連盟の68年に及ぶ歴史の中で初めての事態であり、
積み重ねられてきた歴史の重みを考えると
大変残念な事態であります。
また特に本年が学生野球最後の年である
4年生のことを考えると、断腸の思いでもあります。
しかしながら当連盟が最も重要視すべきことは、
何よりも選手やリーグ戦運営スタッフの学生たちの
命の安全と健康であると考えました。
関係各位におかれましては、
前例のない、春のリーグ戦および入れ替え戦の中止ということで
ご迷惑をおかけして大変恐縮ではございますが、
非常事態であり、ご理解いただきますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。
東京新大学野球連盟
<1部>
共栄大学
創価大学
流通経済大学
東京国際大学
杏林大学
駿河台大学
<2部>
東京学芸大学
高千穂大学
都立大学
東洋学園大学
日本大学・生物資源科学部
工学院大学
<3部>
日本工業大学
文京学院大学
東京外国語大学
淑徳大学・埼玉キャンパス
東京理科大学
東京農工大学
<4部>
東京工科大学
国際基督教大学
東京電機大学
電気通信大学
東京海洋大学