自主練習期間が長引く中、10日、横浜DeNAの濱口遥大投手が、WEB会議アプリ『Zoom』で報道陣の取材に応じた。
現在の練習について濵口は、「ミニキャンプみたいな形で体力をしっかりつけるというのをテーマにしてやってきた」という。「1か月ちょっと過ぎたけど、これから開幕に向けて少しずつ身体のキレの部分にシフトチェンジしていこうかなと思っている」と今後のプランも語った。
今、取り組んでいる具体的な練習だが、「基本的には球場でキャッチボールだったり週に1回ブルペンに入ったり、投げることと強度の高いランニングをしっかり。球場でウエイトはやっているので、家では近所を走ったり、ある程度の重りがあるので、それを使って軽いトレーニング。ケトルベルという取っ手がついているのと20kgぐらいのダンベルがあるので、それを使ってやっている」という。
さらに「YouTubeで腹筋とか体幹系の短い時間でできるトレーニングがあったりするので、そういうので動かすようにはしている」とのことだが、「僕は、『なかやまきんに君』の腹筋の映像を見ている。3分間くらいで終わるのでおススメ。もともとは『腹筋』・『サーキットトレーニング』で調べていて、YouTubeを見ていたら関連で出てきたので見るようになって。解説とか気を付けるポイントを丁寧に言ってくださっているので、親しみやすいというのもあると思うが、入りやすかった」と自宅でのトレーニングも楽しみながら続けている。
「限られた練習時間の中でやるというのは、なかなかシーズン中はない。しっかり前もって自分のやるべきことをプランニングしながらやるというのは、いいのかなと。家の近所を走ったりしていると普段と違う景色が見えたり、新鮮な感じはする」とこの自主練習期間に新たな収穫もあったようだ。
緊急事態宣言が今月末まで延長され、自主練習期間も延びた中、いざ開幕した時のスタミナ面については気になるところ。濵口は、「どうしても間が空いてしまうので、始まってしまえば比重的にはキツくなってくるのかなと思う。今のうちにしっかりと一人キャンプでやってきたのを落とさないためにもしっかりと練習量を確保していく」と話す。
実戦についても2か月近く離れているだけに、「最初は自分が意識しないところでも出力が出すぎてしまう部分もあったりすると思う」という。
開幕する可能性があるのも6月以降となり、「暑い時期に入っていく中で開幕を迎えるかもしれないので、普段以上にそこに対するケアはしないといけない。もともと足がつったりということが多いので、汗をかいたり、そこに対するケアは例年以上にやっていかないと」と例年と異なるシーズンに警戒を強める。
濵口は、ことし3月に結婚したばかり。現在、自宅での生活が長くなっているが、「一緒に住み始めて、いろいろ家のこととかも僕もやるようになったし、僕ができていない時はやってもらったり。ご飯も作ってもらっているので、そこは一番ありがたい」と妻への感謝を述べるとともに、「けっこう最近はカニ玉とか食べますね」とお気に入りのメニューも明かした。
この日は母の日だった。佐賀で暮らす母へ「連絡は昼ぐらいにした」という濵口。「心配している感じがあるので、心配してくれなくても僕も身体に気をつけて元気でやっています、と伝えた。来月誕生日なので、それも含めてプレゼントも何か贈ろうかなと思っている」と話した。
開幕を待ちわびているのはファンも選手も同じだ。「キャンプ中盤、終盤から声援を聞くこともできていない。オープン戦も無観客でやったが、やっぱり普段とは違う雰囲気で物足りなさを感じた。何とか一日でも早くファンの皆さんが安心して球場で試合を観ることができる環境を作れるように、僕らもそうですし、みんながもう少し我慢してやらなければいけないのかなと思う」。ファンとともに今は耐える。そんな心情を濵口は口にした。
(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
現在の練習について濵口は、「ミニキャンプみたいな形で体力をしっかりつけるというのをテーマにしてやってきた」という。「1か月ちょっと過ぎたけど、これから開幕に向けて少しずつ身体のキレの部分にシフトチェンジしていこうかなと思っている」と今後のプランも語った。
今、取り組んでいる具体的な練習だが、「基本的には球場でキャッチボールだったり週に1回ブルペンに入ったり、投げることと強度の高いランニングをしっかり。球場でウエイトはやっているので、家では近所を走ったり、ある程度の重りがあるので、それを使って軽いトレーニング。ケトルベルという取っ手がついているのと20kgぐらいのダンベルがあるので、それを使ってやっている」という。
さらに「YouTubeで腹筋とか体幹系の短い時間でできるトレーニングがあったりするので、そういうので動かすようにはしている」とのことだが、「僕は、『なかやまきんに君』の腹筋の映像を見ている。3分間くらいで終わるのでおススメ。もともとは『腹筋』・『サーキットトレーニング』で調べていて、YouTubeを見ていたら関連で出てきたので見るようになって。解説とか気を付けるポイントを丁寧に言ってくださっているので、親しみやすいというのもあると思うが、入りやすかった」と自宅でのトレーニングも楽しみながら続けている。
「限られた練習時間の中でやるというのは、なかなかシーズン中はない。しっかり前もって自分のやるべきことをプランニングしながらやるというのは、いいのかなと。家の近所を走ったりしていると普段と違う景色が見えたり、新鮮な感じはする」とこの自主練習期間に新たな収穫もあったようだ。
緊急事態宣言が今月末まで延長され、自主練習期間も延びた中、いざ開幕した時のスタミナ面については気になるところ。濵口は、「どうしても間が空いてしまうので、始まってしまえば比重的にはキツくなってくるのかなと思う。今のうちにしっかりと一人キャンプでやってきたのを落とさないためにもしっかりと練習量を確保していく」と話す。
実戦についても2か月近く離れているだけに、「最初は自分が意識しないところでも出力が出すぎてしまう部分もあったりすると思う」という。
開幕する可能性があるのも6月以降となり、「暑い時期に入っていく中で開幕を迎えるかもしれないので、普段以上にそこに対するケアはしないといけない。もともと足がつったりということが多いので、汗をかいたり、そこに対するケアは例年以上にやっていかないと」と例年と異なるシーズンに警戒を強める。
濵口は、ことし3月に結婚したばかり。現在、自宅での生活が長くなっているが、「一緒に住み始めて、いろいろ家のこととかも僕もやるようになったし、僕ができていない時はやってもらったり。ご飯も作ってもらっているので、そこは一番ありがたい」と妻への感謝を述べるとともに、「けっこう最近はカニ玉とか食べますね」とお気に入りのメニューも明かした。
この日は母の日だった。佐賀で暮らす母へ「連絡は昼ぐらいにした」という濵口。「心配している感じがあるので、心配してくれなくても僕も身体に気をつけて元気でやっています、と伝えた。来月誕生日なので、それも含めてプレゼントも何か贈ろうかなと思っている」と話した。
開幕を待ちわびているのはファンも選手も同じだ。「キャンプ中盤、終盤から声援を聞くこともできていない。オープン戦も無観客でやったが、やっぱり普段とは違う雰囲気で物足りなさを感じた。何とか一日でも早くファンの皆さんが安心して球場で試合を観ることができる環境を作れるように、僕らもそうですし、みんながもう少し我慢してやらなければいけないのかなと思う」。ファンとともに今は耐える。そんな心情を濵口は口にした。
(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)