ニュース 2020.05.13. 13:44

東京六大学のリーグ戦は8月に延期へ…「1試合総当たりのリーグ戦開催を模索していきたい」

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大学野球の聖地・神宮球場

「中止」ではなく「延期」


 東京六大学野球連盟は13日、2020年・春季リーグ戦の開催を“延期”することを発表した。


 4月5日に開かれた臨時理事会において、「春季リーグ戦を5月下旬から1試合総当たりの方式で開幕」という目標を掲げて準備を進めてきた東京六大学。

 しかし、時間が経っても新型コロナウイルスの問題は終息の見込みが立たず、つい先日には政府が発出した緊急事態宣言が5月末まで延長されたことも踏まえ、13日に臨時の理事会を開催。再度の協議を行った末、「5月下旬から6月におけるリーグ戦の開催は断念せざるを得ない」という結論に達したという。

 加盟校についてはいずれも大学内の施設を使用した全体練習は中止しており、この措置は今後も延長。「公式戦開催には全体練習再開後約1か月は必要」という判断も含め、選手や関係者の安全、健康を最優先に考えたうえでの苦渋の決断だった。


 一方で、決定は「中止」ではなくあくまでも「延期」。

 「本連盟と致しましては、全日本大学野球選手権大会は中止されたものの、緊急事態宣言が解除された場合、8月に何とか1試合総当たりのリーグ戦開催を模索していきたいと考えております」との声明も発表しており、今後の状況を見極めたうえで、もし可能であれば、どんな形であれリーグ戦は開催していきたいという想いを改めて強調している。

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