上は3ミリ下は6ミリ
西武の本田圭佑投手が、徐々にシーズンの開幕を意識し始めているようだ。
この自主練習期間は、週に2回ほどブルペンに入り、多い時は約70球程度を投げ込んでいるとのこと。日々、ウエイトやランニング、キャッチボールなどのメニューをこなし、調整を続けている。「ウエイトはあまり重い物でやっていなかったんですが、重さを増しました。回数は少なめにして、質をあげるように」と語り、自身の状態は「自主練習期間中に上がってきている」と、手ごたえを口にする。
14日にはブルペンに入り、「打者がいれば、直球もいい時の球速(147キロ)が出るくらいの調子」と笑顔を見せるなど、表情は明るい。オープン戦・練習試合の期間は思うような結果を残せていなかっただけに、この調整期間で状態を上げられたことは朗報だ。
自主トレ期間に髭を伸ばしている増田達至投手と武隈祥太投手の無精髭コンビに触発?されてか、普段は「上は3ミリ下は6ミリ」に整えている本田の髭も伸びきっていたが、一連の開幕報道もあり、「この事態が終息して、開幕に近づいてくればうれしい。そんなことも思い、“シーズン仕様”にしました」と、こちらも調整。本拠地を置く埼玉など、緊急事態宣言が解除されていない地域もあるが、開幕に向けた機運は確実に高まりつつある。