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内外野を守れる超ユーティリティープレーヤー ロッテ・三家和真

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ロッテの三家和真

二軍練習試合で打率.500


 今から約2カ月前の記録になってしまうが、ロッテの三家和真はファームの練習試合で8試合に出場して、打率.500(12打数6安打)、3打点の活躍を見せた。

 スタメン出場は2試合だけだったが、限られた機会で結果を残した。『8番・中堅』で出場した3月19日の巨人とのファーム練習試合で2安打1打点。適時打を放った同日の第4打席からファーム練習試合では、5打数連続安打中と好調を維持していた。

 三家はオープン戦の出場はなく、一軍の練習試合には2月8、9日に行われた楽天モンキーズとの国際交流試合、3月18日のDeNAの練習試合の3試合のみ。DeNAとの練習試合では代走から途中出場し、2打数0安打だったが、途中出場した2月8日の楽天モンキーズ戦では、左打席でセンター前にタイムリー。続く9回一死二塁の第2打席は、2ストライクと簡単に追い込まれるも、そこからきっちりとボールを見極めて、四球を選び、藤原恭大の3ランをアシストした。

 楽天モンキーズ戦後に、限られた出場機会のどういうアピールをしていきたいかと質問すると、「結果も出していかないといけないですし、結果以前に声を出すとか、そういうところでもアピールしていかないといけない。結果を求めつつ、結果を出すまでの過程を大事にして、なんとか声とか全力疾走とか姿勢の部分でもアピールしていかないといけない。まずはそこから。それでアピールして結果がついてくれば、なおいいかなという感じです」と話していた。

 3月までに行われた実戦では一軍での出場は少なかったが、ファームでは途中出場から与えられた打席で“結果”を残した。

三家の武器


 一軍に定着するためには、ユーティリティー性もひとつの武器になりそうだ。

 三家はスイッチヒッターであることに加え、守備では外野手登録ながら、春季教育リーグ、ファーム練習試合では一塁、二塁、三塁、遊撃と内野の全ポジションで出場するなど、内外野を守った。特に3月4日のヤクルトとの春季教育リーグでは、『8番・二塁』で出場し、試合の途中から遊撃、三塁のポジションに就いた。さらに、3月12日に行われた楽天との春季教育リーグでも、一塁で途中出場しながらも、一塁だけでなく左翼も守った。ちなみに三家は、3月中のファームの実戦で12試合に出場し、捕手以外の全ポジションで出場している。

 マリーンズのユーティリティープレーヤーといえば三木亮がいる。三木は18年に外野での出場経験はあるが、基本的には本職の遊撃をはじめとした内野のポジションがメイン。どこのポジションでも、高いレベルでこなすのが武器だ。その他にも、鳥谷敬、西巻賢二といった新加入組も複数ポジションで出場しているが、彼らも基本的に内野での出場だ。

 スイッチヒッターや内野の全ポジションを守れる選手はいるが、三家のように内外野をこなせ、スイッチヒッターと両方を兼ね備えている選手はほとんどいない。一軍でも限られた出場機会で結果を残せば、一気に一軍で居場所を確保する可能性も見えてくる。

文=岩下雄太
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