「甲子園を目指したように明確な目標を」
日本高等学校野球連盟は20日、今夏に開催予定だった『第102回 全国高等学校野球選手権大会』の中止を決断。この一報を受けて、ロッテの選手たちがコメントを発表している。
仙台育英3年時の2015年に春夏連続で甲子園に出場していた平沢大河は、「春のセンバツがなくなっていた中で、夏に向けてなんとか出たいと気持ちを切り替えていたと思うので、それがなくなってしまったことは言葉では言い表せないほどの悲しみであり、辛い思いをしていると思います」と悲痛なコメント。
それでも、「今までやってきた事が無駄になることはありません。大きな目標に向かって努力した日々、仲間たちと頑張った日々はこの先の人生で絶対に生きることになると思います」と、球児たちの再出発を後押しするエールも送る。
大阪桐蔭2年時の2014年に全国制覇を果たした福田光輝も「自分の立場に置き換えたら、すごくショックで悔しい。簡単には切り替えることが出来ないこと」としつつ、「ただ高校で人生が終わりではない。これからが大事だと思います。甲子園を目指したように明確な目標をもって日々を過ごして欲しいと思います」と、球児たちの再出発を激励するメッセージを送った。
▼ 平沢大河内野手
春のセンバツがなくなっていた中で、夏に向けてなんとか出たいと気持ちを切り替えていたと思うので、それがなくなってしまったことは言葉では言い表せないほどの悲しみであり、辛い思いをしていると思います。特にこれが最後となる3年生の事を想うと自分も胸が痛くなります。
ただ、一つだけ言えることは今までやってきた事が無駄になることはありません。大きな目標に向かって努力した日々、仲間たちと頑張った日々はこの先の人生で絶対に生きることになると思います。頑張って欲しいと思います。
▼ 岩下大輝投手
春と夏の両方ですからね。選手たちの悲しみは計り知れない。想像を絶します。
ただ、3年間やってきたこと、3年間一緒に汗を流した仲間との関係は変わる事はありません。今後も必ず生きると思います。今は辛くなかなか切り替えることは出来ないとは思いますが、今後の自分の糧になると信じてまた頑張って欲しいなあと思います。
▼ 成田翔投手
高校球児の誰もが目指す場所。その大会がなくなったということは本当に辛い事だと思います。
なかなか気持ちを切り替えるのは難しいと思いますが、ただ人生はここで終わりではありません。私としてはぜひ野球をやめずにまた野球を続けて野球を頑張って欲しいと思います。
▼ 福田光輝内野手
自分の立場に置き換えたら、すごくショックで悔しい。簡単には切り替えることが出来ない事です。
ただ高校で人生が終わりではない。これからが大事だと思います。甲子園を目指したように明確な目標をもって日々を過ごして欲しいと思います。