ニュース 2020.05.26. 11:00

“過密日程”が予想される今季 ロッテは昨季の経験を活かせるか?

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ロッテ・井口資仁監督

6月19日に開幕へ


 「コロナとの戦いという厳しい状況の中、プロ野球を開催する意義は日本に勇気や希望を提供させていただくことだと思っています。それが我々の使命です。その上でチームとしてはキャンプ前に約束させてもらったように何が何でも優勝を目指します」(河合オーナー代行)

 「イレギュラーなシーズンで試合数も減りますが、その中で今年のチームスローガン『突ッパ』をもう一度、思い出して戦い抜く、勝ち抜く。そんな一年にします」(井口資仁監督)


 3月20日に予定されていたプロ野球の開幕は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていたが、プロ野球・12球団は25日にオンラインで臨時の12球団代表者会議を開き、セ・パ両リーグ公式戦の開幕日を「6月19日」と決定。これを受けて、ロッテの河合克美オーナー代行、井口資仁監督が球団を通じてコメントを発表した。


昨季も超過密日程を経験


 公式戦120試合の日程で組まれる予定で、日本シリーズも11月下旬に行われる方向だ。6連戦が閉幕まで続くことが予想され、例年以上に過密日程となりそうだ。

 過密日程を振り返れば、昨年と今年では状況が全く違うかもしれないが、ロッテは昨年も経験している。昨年のオールスター明けは、7月30日のオリックス戦から8月8日のソフトバンク戦にかけて10連戦、1日休んで、8月10日の西武戦から8月18日のオリックス戦にかけて9連戦、8月27日の楽天戦から9月4日の日本ハム戦にかけて9連戦と、大型連戦が続いた。特に真夏の8月に、31日中28日試合を行う超ハードな日程だった。

 4連勝のあとに4連敗ということもあったが、8月は14勝13敗1分と勝ち越した。この時期の投手陣は、春先不調だった石川歩が先発に復帰し、夏場に向けて西野勇士がリリーフから先発へ配置転換、ルーキーだった小島和哉は夏場以降に先発ローテーションに定着。先発ローテーションの谷間で土肥星也、佐々木千隼が投げるなど、うまくやり繰りした。

 リリーフ陣は、最後まで“勝利の方程式”を固定することができなかったとはいえ、夏場にチェン・グァンユウが調子を落とした時期に、中村稔弥がチェンとともにロングリリーフをになった。

 今季へ向けては“勝利の方程式”を固定すべく、日本で実績のあるジャクソンとハーマンを補強。7年連続40登板中の松永昂大をはじめ、東條大樹、小野郁、石崎剛、東妻勇輔、田中靖洋、中村稔とリリーフ陣の駒も揃ってきた。ここへ復活を目指す内竜也、大谷智久、南昌輝が加われば、さらに層が厚くなる。

 連戦が続いていくとともに、試合数が例年よりも少ないということを考えると、その1敗が命取りになりかねない。開幕ダッシュ、不調選手の見極め、選手への信用など、“決断力”がいつも以上に問われる1年となりそうだ。

 河合オーナー代行、井口監督をはじめ、コーチ、選手、スタッフ、マリーンズファンが、“突ッパ!”を目指し戦っていくシーズン。昨年の超過密日程の経験を活かすことができるか注目だ。

文=岩下雄太

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