カーター・スチュワート・ジュニア (C) Kyodo News

◆ 来日2年目の“秘密兵器”

 ソフトバンクは28日、本拠地・PayPayドームで紅白戦を実施。来日2年目の“秘密兵器”、カーター・スチュワート・ジュニアも久々の実戦マウンドに臨んだ。

 アメリカ出身、ハタチの右腕。2018年の6月にメジャーリーグのドラフトでアトランタ・ブレーブスから1位(全体8位)指名を受けた逸材も、その後のメディカルチェックで右手首に不安が見つかり、それもあって契約がうまくまとまらなかったことから、プロ入りを一旦保留。東フロリダ州立短大でのプレーを経て、昨年のシーズン途中にソフトバンクと電撃契約を結んでいる。

 昨季は主に三軍でプレーをし、今春はオープン戦での登板こそなかったものの、本来の開幕日である3月20日に行われたロッテとの練習試合に登板。5四球と制球には苦しみながら、5回1失点の力投を見せた。開幕一軍入りへ、そして日本でのプロデビューに向けて、短い時間の中でどれだけアピールができるか。この日の投球にも大きな注目が集まっていた。

 紅組の3番手として6回頭からの登場。先頭の牧原大成はショートへのゴロに打ち取るも、これが際どいタイミングの内野安打に。先頭打者を出してしまい、二盗も決められてピンチを招いたものの、リチャードは力で押して空振りの三振。さらに牧原の三盗は捕手の髙谷裕亮が阻止して二死とすると、ルーキーの柳町達は変化球で三ゴロ。立ち上がりのピンチを無失点で切り抜ける。

 続投した7回も、先頭の九鬼隆平を左飛に仕留め、徐々にノッてきたかに見えた右腕だったが、続く上林誠知に安打を許し、盗塁でピンチを迎えると、川島慶三にはセンターに抜ける安打。本塁は際どいタイミングとなったが、上林の足が勝り、白組に1点を加えられてしまった。

 それでも、最後は栗原陵矢を力でねじ伏せて空振りの三振。この日は2回を投げて被安打3、無四球・2奪三振で1失点。投げ合った相手が高橋礼だったこともあり、投球のテンポや有利なカウントづくりという点では課題が見られたが、ひとつひとつのボールについては高いポテンシャルを見せつけている。

▼ カーター・スチュワート・ジュニア

ポジション:投手
投打:右投右打
身長/体重:198センチ/101キロ
生年月日:1999年11月2日
経歴:東フロリダ州立短大-ソフトバンク
[昨季成績] 一軍登板なし

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ベースボールキング編集部

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