両先発が好投
西武は29日、メットライフドームで7イニング制の紅白戦を実施。開幕投手候補のザック・ニール投手が白組の先発投手として登板し、4回無失点と好投した。
降板後、「状態は良かった」と語ったニールは「何より紅白戦ができる喜びが大きかった」と久々の試合を喜びつつ、自身の投球に関しては「全体的にはコントロール良く投げられたと思う。思ったところに投げることができたね」と手ごたえを口にした。
一方、紅組の先発投手を務めた榎田大樹投手も2回を無失点。初回にいきなりヒットを打たれたが、「そこからはいつもの自分の投球ができた」とのこと。「久しぶりの実戦だったけど、出来は悪くなかったと思う」と振り返りつつ、「球が甘くなったり高くなったりすることがあったので、そのあたりは修正したい。これから球数だったりイニングだったりを伸ばしていければ」と先を見据えた。
先発した #ニール 投手は4回無失点と好投!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) May 29, 2020
「いつ開幕ができるか分からない状況の中で、紅白戦ができる喜びが大きかった」と想いを話していました。#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/EpjIZm2xHf
新助っ人は明暗!?
試合は、ニールと榎田の後を受けた、十亀剣投手、増田達至投手、平井克典投手らが5回まで無失点に抑えるも、6回表に得点圏に走者を置いて打席に入ったルーキーの柘植世那選手が新助っ人のリード・ギャレット投手から左中間を破る適時二塁打を放ち均衡を破る。これに「柘植が先制点をとってくれたので、いい流れで打つことができた」と源田壮亮選手も適時三塁打で続き、紅組が2点のリードを奪った。
その後、この日2本目のヒットで出塁した柘植を塁上に置いて、新助っ人のコーリー・スパンジェンバーグ選手が右翼席に特大の2ランを放ち、最終的には紅組が4-0で勝利を収めた。西武は明日もメットライフドームで紅白戦を行う予定となっている。
▼ 紅組スタメン
1(左)スパンジェンバーグ
2(遊)源田
3(二)外崎
4(一)山川
5(右)川越
6(捕)岡田
7(三)水口
8(中)熊代
9(指)柘植
先発P.榎田
▼ 白組スタメン
1(中)金子
2(右)木村
3(捕)森
4(三)中村
5(左)栗山
6(一)呉
7(指)鈴木
8(遊)森越
9(二)山野辺
10(指)齊藤誠
先発P.ニール