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高津ヤクルトの目玉「2番・山田哲人」 同時に期待したい坂口智隆の復調

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ヤクルト・坂口智隆

近鉄を知るベテラン、18年目のシーズンへ


 新型コロナウイルスの感染拡大で6月19日の開幕へ向け準備を進めるプロ野球。今季から一軍を指揮するヤクルトの高津臣吾監督にとっては、待ちわびた初陣がいよいよ近づいてきた。

 投手整備とともに、バレンティン退団に伴う打線の得点力維持も課題のヤクルト。新指揮官はチームの顔である山田哲人を2番に置く方針で、その前を打つ1番には「彼がハマればいい流れになる」と坂口智隆にも大きな期待を寄せている。

 2003年に近鉄でプロのキャリアをスタートさせ、オリックス時代の2008年から外野のレギュラーに定着した坂口。2011年には最多安打(175安打)のタイトルを獲得するなど不動の1番打者として一時代を築いた。しかし、2012年以降は故障に苦しみ、2015年はレギュラー定着後ワーストとなる36試合のみの出場。同オフに大減俸を提示され、自ら自由契約を申し入れる形で退団した。

新天地で完全復活、移籍後3年連続155安打超え


 2016年からヤクルトでプレー。1年目から141試合に出場し155安打、打率.295、出塁率.375をマークするなど復活を印象付けた。翌年も155安打、打率.290、出塁率.364の好成績。2018年は161安打、打率.317、出塁率.406を記録し、34歳にしてキャリアハイと呼べるシーズンを過ごした。

 移籍後3年連続で155安打超え、出塁率.360以上をマークしていたが、2019年は開幕カードの阪神戦で左手の親指に死球を受け長期離脱。戦列復帰後も調子は上がらず、22試合の出場で打率.125、出塁率.263と苦しんだ。

 2018年から不慣れな一塁を兼務するなど、チームへの貢献度も高い背番号42。高津監督は昨季の新人王・村上宗隆を再び三塁で起用する方針で、坂口を「1番・一塁」に再固定することができれば打線の厚みは増す。

 指揮官が思い描く新打順は、1番から坂口、山田哲、青木宣親、村上、塩見泰隆、雄平と、脚力も絡めたベテランと若手が融合した形。6月から再開される練習試合を経て、理想の形で開幕を迎えられるか注目だ。
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