実戦で4戦連発!
広島のアレハンドロ・メヒア選手が4日、甲子園で行われた阪神戦に「6番・三塁」で先発し、実戦4戦連発となる豪快な一発を左翼席に放り込んだ。
5回に無死一塁の場面で打席に入ったメヒアは、フルカウントからの藤川が投じた147キロの直球を左翼へ運ぶ先制2ラン。前日の練習試合でもバックスクリーン横に豪快な一発を放り込んでおり、5月末に行われた紅白戦から数えると4戦連発と、開幕スタメンに向けて猛アピールを続けている。
前日の試合には「7番・一塁」で先発していたが、首脳陣はピレラを左翼に回してのメヒア三塁起用で新たな可能性を模索。フライを譲り合う場面があったものの、そつがない守備を見せて打棒でも結果を残すなど、首脳陣の期待に“一発”で応えた。
一塁手争いでも堂林や安部らと熾烈な争いを見せているが、三塁でも起用できることで選択肢は広がり、メヒアの出場機会も増える可能性が出てきた。外国人枠を巡る争いもあるが、現状では長打力があり、好調なメヒアを外す選択肢はないだろう。
開幕まであと2週間、メヒアとポジションを争うライバルたちも黙っていないはず。開幕スタメンを巡る熾烈な争いは、まだまだ続くことになりそうだ。