ルーキー郡司とのバッテリーで好投
中日の大野雄大投手が4日、神宮で行われているヤクルトとの練習試合に先発登板し、3回(47球)を投げて、被安打2、奪三振3で無失点と好投した。
初回、1番・坂口智隆に粘られながらも一ゴロに打ち取ると、続く山田哲人は外角の沈むボールで空三振、3番・青木宣親に対しては149キロの直球で遊ゴロに仕留めるなど上々の立ち上がり。3回に先頭の8番・中村悠平に左安打と二盗を許し、無死二塁のピンチを招いたが、濱田太貴、坂口、山田と危なげなく打ち取って無失点で切り抜けた。
今季はキャンプ中に開幕投手を告げられるも、オープン戦では4試合(14.1回)に登板して防御率7.53と不安が残る内容に。それでも久々の対外試合となったこの日は、紅白戦でもバッテリーを組んでいたドラ4ルーキー・郡司裕也とともに開幕戦で対戦するヤクルト打線を料理。「6・19」を見据え敵地のマウンドで順調な調整ぶりをアピールした。