若鷹のアピールが止まらない!
ソフトバンクの栗原陵矢選手が4日、京セラドーム大阪で行われているオリックスとの練習試合に「6番・捕手」で先発出場し、特大アーチを含む3打数2安打1打点と、自身初めての開幕スタメン入りへアピールした。
この日は2回の第1打席、右横手投げの荒西祐大にカウント2-2と追い込まれてから、内角の直球を捉えて右フェンス直撃の二塁打でチャンスメーク。第2打席は凡退するも6回、今度は2番手・K-鈴木の初球のスライダーを「しっかり振り抜く事が出来ました」と、右翼5階席に叩き込んだ。
栗原選手の特大ホームランで勝ち越し!#sbhawks pic.twitter.com/gupM1O8ht0
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) June 4, 2020
このところは外野に一塁と複数ポジションでの出場が続いていたが、この日は先発マスクを託され、バンデンハークと高橋礼の実績ある右腕をリードし5回2失点。「色んなポジションで出場させてもらってるなか、結果が出てくれて良かったです」を安堵のコメントを残し、一発を放った直後の5回裏の守りからベンチに退いた。
栗原は高卒6年目を迎えた23歳で、昨季はファームで出場55試合、打率.323(195-63)、9本塁打の好成績をマーク。今季は対外試合が再開してから3試合続けてスタメン起用されるなど首脳陣からも期待を寄せられており、3日の試合では猛打賞に1打点、1盗塁と躍動。開幕スタメン入りへ連日の猛アピールが続いている。