2020年6月19日、プロ野球が待ちに待った開幕を迎える。読売ジャイアンツは本拠地・東京ドームでの阪神タイガース戦で開幕を迎えることになる。2019シーズンは心残りが多いシーズンでもあった。2位のベイスターズに5.5試合差をつけて優勝し、クライマックスシリーズでも危なげなく勝ち進んだものの、日本シリーズでは1勝もできずに福岡ソフトバンクホークスに完敗。今季はぜひ日本一に!と願う巨人ファンは多いだろう。
2020シーズンは、ドラフト1位で入団し、成長著しい青森山田高出身の堀田賢慎投手、最速158㎞ともいわれる剛速球が特徴のアンヘル・サンチェス投手なども加わり、より一層投手陣が強化されることになる。新戦力がどのような化学反応を起こすのか、今季も目が離せない状態が続きそうだ。
応援するならスタジアムに出かけるのがベストだが、今季はコロナウイルス感染症予防もあり、試合は当面の間無観客で行われることになる。つまり、野球ファンの皆さんは自宅でも、出先でも、いつでも応援できるように視聴環境を整えておきたい。2020シーズンの巨人戦はどこで視聴できるのかについてまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。追加情報として無料で視聴する方法についても紹介する。
公式戦の開幕3連戦のスケジュールは以下の通り。先に述べたように試合は無観客で開催されるので、TVやインターネットでの視聴方法を押さえておこう。
2020年6月19日(金)18:00 巨人 v 阪神(東京ドーム)
2020年6月20日(土)14:00 巨人 v 阪神(東京ドーム)
2020年6月21日(日)13:00 巨人 v 阪神(東京ドーム)
現在(※2020年6月16日時点)のところ、開幕3連戦は「日本テレビ(21日のみ関東ローカル)」にて生中継。BS放送では、20日(土)と21日(日)は「BS日テレ」でライブ放送される。全国津々浦々にいる巨人ファンも、巨人主催試合に関しては視聴環境に困ることはないだろう。また、CSの「日テレジータス」に加入している場合も、主催試合の全試合を視聴できる。
■日テレジータス
CS放送の日テレジータスでは、巨人主催試合を全試合生中継する。巨人戦の過去の名場面を集めた「ジャイアンツフラッシュバック」などのオリジナルコンテンツも豊富にあるので、巨人ファンならぜひ加入しておきたい。ただし、ライブ中継は巨人主催試合にほぼ限られているため、視聴できないビジター戦が多いのが難点。
読売ジャイアンツの試合は、「DAZN」でもシーズン戦の全試合が放映される。また、巨人主催試合全試合と20試合以上のビジターゲームを視聴できる動画配信サービス「ジャイアンツLIVEストリーム」もチェックしておこう。
■DAZN
2020シーズン、DAZNでは広島カープ主催試合以外のすべてのプロ野球のゲームを配信する。公式戦はもちろん練習試合戦も完全ライブ中継なので、ぜひとも加入しておきたい。現在のところ(6月7日時点)では正式に発表されていないが、クライマックスシリーズが開催されれば、こちらもカープ主催試合以外の全ての試合が配信される。
■ジャイアンツLIVEストリーム
読売ジャイアンツの動画配信サービス「ジャイアンツLIVEストリーム」。巨人主催試合の全試合とビジター戦20試合以上、イースタンリーグ公式戦30試合以上を視聴できるので、巨人ファンならぜひ押さえておきたいサービスだ。
読売ジャイアンツの試合をテレビやパソコンで視聴する方法を紹介したが、できれば気軽な料金でゲームを観たいものだ。各視聴方法の料金と無料視聴が可能かについてまとめてみた。
【地上波】無料だが全試合には対応していない
地上波なら、テレビさえあればいつでも無料で視聴できる。巨人戦に関しては巨人主催試合に関してはほぼすべて日テレ系列で視聴できるので問題ないが、ビジター戦に関してはかならずしも地上波で視聴できるとは限らない。こまめに新聞のテレビ欄や読売ジャイアンツ公式サイトの放送予定のページをチェックし、テレビ放送があるのか確認しておこう。
【日テレジータス】CSやケーブルテレビの基本料金が必要
一方、CS放送は基本的に有料だ。たとえばスカパー!経由で日テレジータスを視聴する場合、スカパー!の基本料金に加えて日テレジータスの月額料金(月額税抜き900円)が必要になる。その他の条件に関しては、以下を参考にしてほしい。
基本料金(スカパー!):390円
月額料金:900円
視聴できるチャンネル数:1
無料視聴期間:なし
視聴環境に必要なもの:110度CS対応デジタルテレビとアンテナ、もしくは光回線テレビサービス
視聴できるデバイス:テレビ。基本的には1台まで。複数のテレビで視聴する場合は「スカパー!基本プラン」などの契約が必要
※税抜き価格で表示
【ジャイアンツLIVEストリーム】巨人主催試合以外の配信が少ない
ジャイアンツLIVEストリームは基本料金なしで利用できるインターネット動画サービス。月額料金税抜き1,500円だが、ジャイアンツのID会員に登録していると税抜き1,000円で利用可能。
基本料金:0円
月額料金:1,500円
視聴できるチャンネル数:1
無料視聴期間:なし
視聴環境に必要なもの:特になし
視聴できるデバイス:スマートフォンやパソコンなどのインターネットデバイス
※税抜き価格で表示
【DAZN】すべてのコンテンツが見放題!無料視聴期間もあり
スポーツ専門のインターネット動画配信サービス・DAZNは、すべてのコンテンツを無制限で視聴できるシステムになっている。巨人戦以外にも広島カープ主催試合以外のプロ野球の試合、Jリーグや海外サッカー、F1など、スポーツの試合観戦なら幅広く対応。
なお、基本料金不要で月額税抜き1,750円。また、無料視聴期間があるのもDAZNならではのメリット。加入後1ヶ月間は無料ですべてのコンテンツを視聴できる。しかも最低視聴期間などの制約がないため、無料期間中に解約しても一切ペナルティは発生しない。
J:COM契約者は、月額利用料金のまとめ請求も可能、また現在ではau、ソフトバンクでのキャリア決済にも対応しているなど支払い方法も多様になってきているのも契約者にとってはメリットといえる。
基本料金:0円
月額料金:1,750円
視聴できるチャンネル数:無制限
無料視聴期間:1カ月
視聴環境に必要なもの:特になし
視聴できるデバイス:スマートフォンやパソコン、インターネットと接続したテレビなど。デバイスは6つまで登録可能。2デバイスなら同時視聴も可能
※税抜き価格で表示
ドコモユーザーなら、DAZNと同じコンテンツをすべて視聴できる「DAZN for docomo」がおすすめ。31日間の無料視聴期間もあり、お得にプロ野球観戦を楽しめる。
基本料金:0円
月額料金:980円
視聴できるチャンネル数:無制限
無料視聴期間:31日間
視聴環境に必要なもの:特になし
視聴できるデバイス:スマートフォンやパソコン、インターネットと接続したテレビなど。デバイスは6つまで登録可能。2デバイスなら同時視聴も可能
※税抜き価格で表示
◆ まとめ
巨人戦は日テレ系列の地上波やBS日テレで無料視聴できるのが強みだが、ビジター戦に関しては視聴できるかどうかは分からない。CS放送の日テレジータスやネット放送のジャイアンツLIVEストリームも巨人主催試合ならほぼ間違いなくライブ中継されるが、ビジター戦に関してはかならずしも視聴できるとは限らない。
巨人の試合を高確率で観たいなら、DAZNかDAZN for docomoへの加入がおすすめだ。専用チューナーも不要なので、登録後すぐに視聴できるのも魅力。いずれも無料で1カ月お試しできるので、まずは登録してみよう。