鷹の開幕投手、直球には手応えも…
ソフトバンクの東浜巨投手が6日、甲子園で行われている阪神との練習試合に先発登板。3回までに75球を要して被安打8、失点4という投球内容で降板した。
2回、一死から7番・糸原健斗に二塁への内野安打で出塁を許すと、続く8番・原口文仁に初球の甘く入ったカットボールを左中間スタンドへ運ばれて先制点を献上。さらに、9番・木浪聖也、1番・糸井嘉男といずれもやや甘く入ったボールを捉えられ、この回4連打で計3失点。続く3回には5番・サンズに高めの直球をバックスクリーンに運ばれ失点を重ねた。
降板後に東浜は、「ストレートに関しては力強さが出てきた」と、最速150キロを計測した直球についての手応えを口にした一方で、「バッターのコンタクトしやすいゾーンにボールが集まってしまった」と、痛打されたシーンについてコメント。
自身初の開幕マウンドまであと13日。「変化球の精度や、ランナーを置いてからのセットポジションでの投球など、反省点はありますが、次回以降の登板に生かしていきたい」と前を向いた。