OP戦防御率も8.71と調子上がらず…
ヤクルトの高橋奎二投手(23)が7日、巨人との練習試合(東京ドーム)に先発登板。2回に連続本塁打を浴びるなど、計6失点で2回を投げ切ることなくマウンドを降りた。
初回、一死から2番・湯浅に四球を許すと、その後、二死一、三塁とされ、5番・亀井に先制となる中前適時打を浴びた。
2回は7番・パーラ、8番・炭谷に連続二塁打を許し2失点目。その後、1番・増田に四球を与えるなど再び一死一、二塁のピンチを招き、続く湯浅に左翼席上段へ運ばれる3ランを浴びた。さらに、3番・丸にもバックスクリーンへのソロ弾を浴び瞬く間に計6失点。ここで高津監督がベンチを出て投手交代を告げた。
高橋は1回1/3で64球を要し、2被弾含む6安打、2四球6失点と大炎上。奪った4つのアウトはすべて三振と、まさに“ひとり相撲”と言える内容だった。
春季キャンプ中から開幕投手候補に挙げられるなど、高津新監督から高い期待を受ける左腕。しかし、オープン戦防御率も8.71を記録するなど、期待を裏切る投球内容が続いている。