「選手がより安心して試合に挑めるように」
日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第9回目が8日にWeb会議システムで開催され、終了後に合同の記者会見が行われた。
NPBの斉藤惇コミッショナーは、「プロ野球の開幕とJリーグの再開に向けて、より具体的なお話を賜りました」と振り返り、「日程の決定後、選手から“陽性”を示す検査結果が報告されました。今のところ、開催に大きな影響はないと考えておりますが、改めて感染防止の重要性というのを強く意識したところでございます」とコメント。“6月19日”の開幕日については、現時点で変更などは考えていないことを明かしている。
また、「専門家の先生方からは、試合の実施において最も重要になる“検査の方法”についてのプランもお示しいただきました」とし、「定期的な検査や試合後の緊急の検査の必要性、陽性が出た場合の復帰の基準など、より詳細な内容についてお話いただいております」とのこと。
具体的な内容については、今後の12球団代表者会議で方針が固まり次第、追って説明がされる模様。ここでは「選手や関係者がより安心して試合に挑めるようにしていけたらと考えております」とした。
▼ NPB・斉藤惇コミッショナー
本日は第9回目ということで、
プロ野球の開幕・Jリーグの再開に向けて、
具体的なお話を賜りました。
開催の決定後、それぞれ(野球・サッカー)の選手から
「陽性」を示す検査結果が報告されました。
今のところ、開催に大きな影響はないと考えておりますが、
改めて感染防止の重要性というのを強く意識したところでございます。
本日、専門家の先生方からは、
試合の実施において最も重要になる、
「検査の方法」についてのプランをお示しいただきました。
定期的な検査と、試合後の緊急の検査の必要性、
また、陽性反応が出た場合の復帰までの基準など、
より詳細な内容についてお話をいただいております。
このあと、我々NPBの方は12球団代表者会議を開催しまして、
本日いただいた案に沿って検査の体制などを整え、
選手や関係者がより安心して試合に挑めるように
していけたらと考えております。