○ 日本ハム 6 - 3 ヤクルト ●
<6月10日・神宮>
ヤクルトの村上宗隆内野手(20)が10日、日本ハムとの練習試合(神宮)に「4番・一塁」で先発フル出場。8回の第4打席に2試合連発となる豪快な左越えソロを放った。
「慢性へんとう炎」から復帰2戦目となった村上。初回の第1打席はフルカウントから冷静に四球を選ぶと、3回の第2打席は日本ハム先発・河野から中前打を放った。5回の第3打席は救援左腕・公文の前に空振り三振に倒れるも、2点を追う8回は一死無走者の場面で救援左腕・堀と対峙し、2球目の真っ直ぐを左中間席へ運んだ。
この日は全4打席とも左投手との対戦だったが、左腕を苦にすることなく一発を含む3打数2安打、1四球1打点と活躍。一塁の守備では6回、同学年のライバル・清宮のライナーを好捕するなど、攻守両面で躍動した。
村上は9日の日本ハム戦(神宮)でも豪快な右越え3ランを放っており、これで復帰後2戦連発。2日から再開された練習試合通算でも、計4試合で打率.375(16打数6安打)、3本塁打、7打点と絶好調だ。