侍U18の馬渕監督と明徳義塾高が協力
日本高等学校野球連盟は11日に公式ホームページを更新し、「試合に臨む部員の皆さんへ」と題した特設ページを開設した。
夏の全国選手権大会が中止となり、全国各地でいわゆる“代替大会”の開催へ向けて準備が進められている高校野球界。
同連盟は、侍ジャパンU-18と高知・明徳義塾高の監督を務める馬淵史郎氏と同校協力のもと、コロナ禍で“異例の夏”を迎える選手の故障予防のため、高校生と指導者向けに「参考となるような練習メニューやトレーニング方法」を公開した。
練習メニューは「1カ月後に試合ができるように」と、1週間ごとの「準備期」「準備練習期」「実戦練習期」「完成期」の4ステップで構成。投手・野手・打撃に分けられた参考メニューや練習の強度など、“自粛明け”に注意すべきポイントを映像を交えて紹介している。
その他にも熱中症予防や、怪我予防を目的とした肩・肘のトレーニングやクールダウンのメニューなど、すぐに現場で使える情報も公開。
馬淵監督は日本全国の高校球児に向けて「コロナに負けずに、健康な体で大会に臨めるように頑張ってください」と呼びかけた。