「新型コロナ」から実戦復帰
巨人の大城卓三選手(27)は16日、ジャイアンツ球場で行われている楽天とのファーム練習試合に「3番・一塁」で先発出場。この日は2打数無安打、1四球という結果で、5回までで試合から退いた。
東海大相模高から東海大、社会人のNTT西日本を経て、2017年のドラフト3位で巨人に入団。今年でプロ3年目を迎える期待の大型捕手。昨季は持ち味の打撃を活かすべく一塁にも取り組み、一軍で109試合に出場。今年は捕手のレギュラーポジションを掴むべく、オープン戦後に行われた練習試合や、自粛明けの紅白戦などで猛烈なアピールを見せていた。
しかし、開幕スタメンマスクも視界に入ってきた矢先、6月3日に新型コロナウイルスの陽性判定が出てしまい、都内の医療機関に緊急入院。数値的にはごく微量で、本人に自覚症状もなかったとのことだが、退院できたのは12日のこと。長らく実戦から離れることとなってしまった。
13日からようやく練習を再開し、この日が久しぶりの実戦復帰。同じ形で戦線離脱を強いられた坂本勇人とともに、ファーム練習試合のスターティング・ラインナップに名を連ねた。
初回の第1打席は、変化球を打ち損じて遊飛。悔しそうな表情を見せながらも、積極的なスイングを披露する。
その後、3回の第2打席は外のボールを見切るも、これがストライクの判定で見逃し三振。第3打席は四球を選び、5回までで坂本とともに引き上げた。
▼ 大城卓三・練習試合(6/16)
「3番・一塁」
1. 遊飛
2. 見三振
3. 四球