◆ 150キロ超えのストレート連発
西武の今井達也投手が16日、メットライフドームで行われたロッテとのファーム練習試合に登板。本番前最後の調整登板で4回(60球)を投げ、1安打無失点というピッチング内容だった。
6回表からマウンドに上がった今井は、150キロを超える力強いストレートを連発。153キロのストレートで三木と藤原から空振りの三振を奪うと、7回は先頭の平沢に16球粘られながらも、最後はチェンジアップで空を切らせて粘り勝ち。回を跨いで三者連続三振を奪うなど、3イニングをパーフェクトに抑える好投で状態の良さをうかがわせた。
4イニング目となった9回一死後、詰まった当たりの打球がセンター前に抜けて出塁を許したが、「クイックの時でも強い真っすぐを投げられるように意識した」という言葉通り、ランナーを一塁に置いた場面でも150キロ前後のストレートを投じ、最後は藤原を併殺打に仕留めた。
毎回の6奪三振という投球に、今井は「ここ最近、強い真っすぐが投げられている。このままいい状態でシーズンに入っていけますが、公式戦でも自分の納得のいくボールが投げられるよう、練習に取り組んでいきたい」とコメント。手ごたえを感じつつ、登板が予定されている開幕2カード目のソフトバンク戦に向けて調整を続けていく。