2戦連続の好アピール
巨人の高卒2年目右腕・戸郷翔征投手が16日、東京ドームで行われているロッテとの練習試合に先発登板し、5回を投げて1安打、2四球、無失点と好投した。
立ち上がりの初回を三者凡退に抑えると、レアードに左安打を許した2回も後続を打ち取り無失点。四球を出した4回は、3番・荻野貴司のバントが飛球となったところを自らダイレクトキャッチし、飛び出していた一塁走者を併殺。5回も一死から四球を出したが、女房役・炭谷銀仁朗の盗塁刺に助けられ、打者3人で攻撃を断ち切った。
この日は最速150キロの速球にスライダーやフォークのコンビネーションが冴え、予定されていた5イニングをわずか60球で投げ抜いた右腕。6回2失点と好投した前回登板の9日・DeNA戦に続く好アピールで、開幕ローテ入りをほぼ確実にした。