中止となった「交流戦」をバーチャルで!
一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、 コナミ)がタッグを組んで開催する『日本生命 “バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』が、6月12日(金)に開幕。5日目となる16日は日本ハム-中日、ロッテ-広島の2試合が行われた。
新型コロナウイルスの問題により、残念ながら今年は開催が中止となってしまった「日本生命 セ・パ交流戦」…。
しかし、それを幻のまま諦めるのではなく、開幕を待ちわびているプロ野球ファンに楽しんでもらうのはもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいる方々への感謝の思いも込めた特別企画として、実際の交流戦も特別協賛として支えている日本生命保険相互会社の賛同も力に、今回の『日本生命 “バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』が実現した。
日本ハムの主砲が奮起
第1試合は、ともに昨季リーグ5位に沈んだ日本ハムと中日の対戦。日本ハムは今季の復活に期待がかかる上沢直之、中日は2年目のエンニー・ロメロという実力者同士の投げ合いとなった。
序盤はホームの日本ハムが主導権を握る。
2回に中田翔の一発で先制に成功すると、3回には犠飛で追加点。主砲のバットが試合を動かしていくと、1点を返された直後の5回には大田泰示が適時打。
このあとのシーズンでも主軸として活躍が期待される2人が躍動し、3-1と日本ハムが2点をリードして前半戦を折り返す。
竜のルーキーが魅せた!
後半戦も日本ハムが優勢。6回に今季から加入のクリスチャン・ビヤヌエバが一発を放ち、4-1と3点リード。順調に突き放し、逃げ切りを図る。
しかし、追い込まれた中日も8回にようやく打線が奮起。卒業論文でこのゲームを取り上げたという球界きっての「パワプロ好き」、ドラフト4位ルーキーの郡司裕也が適時二塁打を放って反撃の狼煙をあげると、ソイロ・アルモンテと大島洋平に連続適時打が飛び出し、あっという間に同点に。
その後、9回は両軍無得点で、規定により4-4の引き分け。最後の最後で大きく動いた試合は、両者痛み分けという結果に終わった。
▼ 試合結果
日本ハム(木滑達也) 4 - 4 中日(新井宇輝)
試合配信日程
・6月17日(水)20時00分~
1. オリックス - ヤクルト(京セラD大阪)
2. 楽天 - DeNA(楽天生命パーク)
OB解説=真中満
実況=清水久嗣(1)、槙嶋範彦(2)
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