守備で回復ぶりアピール
巨人の坂本勇人選手が16日、ジャイアンツ球場で行われた楽天とのファーム練習試合に「1番・遊撃」で先発出場。4打数0安打とHランプは灯らなかったものの、復帰後2試合目にして“定位置”の守備につき、回復ぶりを示した。
前日に「1番・指名打者」で実戦復帰し安打を放っていた坂本は、塩見貴洋と涌井秀章の開幕ローテ級ピッチャーと対戦し4打席凡退。第1打席は甘く入った変化球を捉えたが、センターの正面をつき中飛。涌井と対戦した第3打席と第4打席は、いずれも変化球を打ち上げるミスショットに「うわー」と天を仰いだ。
それでも、久々についた遊撃の守備では、3回の田中和基、5回の南要輔の三遊間の打球を難なく処理。軽快なフィールディングで回復ぶりをアピールし、6回表の守りから「DH」に回った。
シーズン開幕を2日後に控え、この試合では坂本とともに新型コロナウイルス感染の影響で離脱していた大城卓三も「2番・捕手」で定位置復帰。打席では3打数0安打も、開幕ローテ入りが有力視されている桜井俊貴、メルセデスとバッテリーを組み、計7イニング1失点と好リードした。
▼ きょうの坂本勇人
「1番・遊撃手」
第1打席 中飛
第2打席 左飛
第3打席 中飛
第4打席 右飛
※6回から「指名打者」
▼ きょうの大城卓三
「2番・捕手」
第1打席 空三振
第2打席 左飛
第3打席 遊飛
※8回に交代